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2018.04.02

Off-JTとOJT、社員研修に本当に重要なのはどちらか?

AUTHOR :   井内 恵美

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井内 恵美

集合研修で社員を教育するのは難しい、という悩みを持つ会社は多いものです。しかし、なかには集合研修を重視する役員がいるケースもあり、そうなると現場の人材育成担当者は苦慮してしまいます。社員を育てるという部分において、集合研修をはじめとしたOff-JT(off the job training)と日常業務を通じたOJT(on the job training)のどちらが大事なのでしょうか。

Off-JTOJTの違い

Off-JTでは、集合研修やセミナー、座学、グループワークなどによる教育を行います。そして、そこから学んだ知識を応用できる場としてOJTを実施するのが自然の流れです。そのため、Off-JTはインプット、OJTはアウトプットだといえるでしょう。

なぜOff-JTが必要となるのか

Off-JTが必要とされる理由は、通常の業務を行いながらでは十分に指導ができない場合があるためです。たとえ繁忙期のOJT でも、Off-JTで学んだ基礎知識を活かして乗り越えられるようにバックアップするのが、理想的な教育環境といえるでしょう。技術面の教育は、eラーニングを併用すると効率アップにつながります。

メリットは多いが即戦力になりにくいOff-JT

Off-JTのメリットは、通常の業務では行き届かない指導や教育ができるという点です。業務から離れたところで行うため、受講生としては技術を高めることに集中できます。また、受講者全員に同じ内容の教育ができるのは、教える側にとってのメリットといえるでしょう。eラーニングを活用すれば、経費の削減にもなります。

しかし、学んだ内容をそのまま使えるような場面はなかなかありません。現場の状況に合わせた工夫・応用が必要です。

習熟の効率はいいが指導側の負担が大きいOJT

業務をこなすなかで学べるので、効率よく習熟できるのがOJTです。トレーニングを通して人間関係の構築が可能なほか、新入社員のように仕事に慣れない人のペースに合わせた教育ができます。

デメリットとしては、教える側の負担が大きいことがあります。また、担当者の教えるスキルによってトレーニングの質が左右されてしまいます。

Off-JTとOJTをバランスよく組み立て効果を最大化しよう

Off-JTとOJTには、それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらを採用すべき、と決められるものではありません。使える時間や費用を考慮しつつ、両者をバランスよく組み立てて最大限の効果を引き出すことが重要です。

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OJTをスムーズに進めるには

OJTをスムーズに進めるためには、まず各部署で必要とされるスキルを整理し、新入社員に不足しているスキルをフォローするOff-JTを用意するとバランスがよくなります。しかし、指導する内容や順番が決まっているOff-JTは順調に進めやすい一方で、OJTがうまくいかないケースが多いようです。

OJTがうまくいかない4つの理由とその解決法

OJTがうまくいかない企業には、下記のような理由があると考えられます。

  • 管理職が指導を担当する場合、時間を確保するのが難しくあと回しにしてしまう
  • 指導の担当者に任せっきりで、周りの人間のフォローが足りない場合がある
  • 担当者の裁量に任されることで、体系的な指導ができない場合がある
  • 指導の適任者がいない(指導担当者の育成ができていない)

このような問題を解決するポイントを、以下で確認してみましょう。

  • 目標を共有する
    社内の上層部と指導担当者、新入社員の間で、OJTの目標を共有します。そうすることで、目標の達成に向けて脱線することなく、効率的なOJTが可能になります。また、指導担当者の時間を確保するために、目標達成の時期の目安を決めておくことも重要です。
  • 明確なフィードバックを行う
    指導担当者はOJTを受ける社員に対して、何ができていて何ができていないのかをフィードバックしましょう。両者が課題を共有することで、段階的かつ体系的なトレーニングを実施できます。
  • 改善案を提案し実行する
    OJTを受ける社員のできていない部分について、改善案を提案します。その際は指導担当者だけでなく、周囲の社員もサポートしましょう。そして、その提案のなかから精査、実行していきます。

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Off-JTOJTを相互補完する

社員教育では、Off-JTとOJTそれぞれのメリットとデメリットを十分に理解することが重要です。それをふまえたうえで、相互補完できるようにバランスよく取り入れましょう。

また、指導の適任者がいない場合は、eラーニングを活用するのも有効です。学習管理から業務に即したコンテンツの制作までできる企業eラーニングをお探しでしたら、「Cloud Campus(企業向け)」をご検討ください。

また、以下のページがお役に立ちましたら幸いです。

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