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2017.06.05

AIの進化で人事はこう変わる!

AUTHOR :   川嶋 美紀子

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川嶋美紀子

AI(人工知能)は、私たちの生活をさまざまな形でサポートしています。その急激な進化に、将来は人間の仕事がAIに奪われてしまうのではないかと危惧する声もあるほどです。人事の仕事も、「HRテクノロジー」が大きな変化をもたらし始めています。

AIの活用で広がる人材管理の幅

最近、「HR(Human Resource)テクノロジー」という言葉を耳にする機会が増えてきました。HRテクノロジーとは、AIと人に関するビッグデータを融合させて、企業の採用、人材開発、人材管理、教育、タレントマネジメントなどに活用する技術のことです。

タレントマネジメントについては、「個人キャリアの尊重が競争力を生む?「タレントマネジメント」と「エンゲージメント」の関係」「タレントマネジメントで人事戦略と働き方を考える」も併せてご覧ください。

経営環境が急速に変化するなかで、人事は経営に積極的に働きかけ、事業戦略のサポート役になることがますます求められています。従来の人事業務は経験則に頼ることが多く、データとしてのエビデンスに基づくことはあまりありませんでした。しかし、業績や生産性の向上のためにデータを活用した分析を行ったり、より無駄のない人材開発を実現したりするために、HRテクノロジーへの注目度が年々高まっています。

2016年には、日本のHRテクノロジー、人事ビッグデータ(アナリティクス)の優れた取り組みを表彰する「第1回HRテクノロジー大賞」が開催されました。

将来はAIがこなすことになる仕事は?

人事の仕事は、事務作業(給与計算、従業員情報の管理、税務、社会保険の手続きなど)やデータ収集・解析などは、近い将来コンピューターに任せるようになり、得られたデータを活用した人材育成や人事管理へシフトしていくと予想されています。

すでに多くのサービスが提供されていますが、「第1回HRテクノロジー大賞」で表彰された企業を例に、HRテクノロジーがどのように活用されているのかみてみましょう。

  • 日本オラクル株式会社
    自社クラウドの「Oracle HCM Cloud」を活用し、世界中の社員の採用・評価・育成・リテンションといった情報を繋ぎ、経営に貢献するグローバル人事戦略を実現しています。
  • 株式会社ワークスアプリケーションズ
    世界初の人工知能型ERP「HUE」により、単純な事務作業をコンピューターが引き受け、人が働きやすく、同時に生産性も向上できるような取り組みをしています。
  • カシオヒューマンシステムズ株式会社
    「経験」「スキル・知識・技術」「コンピテンシー(特性)」「モチベーション」といった、数字では表しにくい要素を数値化する技術を開発し、人材ビッグデータに基づくパフォーマンス分析、優秀な人材の育成パターンの傾向分析に成功しました。
  • NECソリューションイノベータ株式会社
    独自のビッグデータ分析技術を用いて社員の勤怠データを機械学習することで、メンタルヘルス不調の予兆を検出するシステムを開発しました。さらに、メンタルヘルスの不調を予防する取り組みとして、職場の状況を見える化し、改善の立案を支援する「職場環境改善プラットフォーム」も開発しています。

HRテクノロジーは時代の潮流

今後、HRテクノロジーの活用は、人事分野の大きな潮流となることが予想されます。

テクノロジーを人事分野で活用するだけでなく、科学と人事のコラボレーションも近年盛んに採用されています。詳しくは、「神経科学と人材開発のコラボレーションでパフォーマンスを上げる!」「脳科学が変えるリーダーシップのあり方とは?Googleの「マインドフル・メソッド」」「“世界最高の職場”Googleにみる、人事の未来のあり方—「エンゲージメント」について考える」「グローバル人材はEQが高い?「エモーショナル・インテリジェンス」とは」をご覧ください。

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参考:

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