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2016.06.27

ゲーミフィケーションで効果の高い研修をしよう!

AUTHOR :   井内 恵美

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井内 恵美

効果の高い研修を実施するためには、さまざまな工夫が必要です。研修の内容によっては、講師が一方的に話すよりも、受講者が一緒になって考え、参加する方が身につきやすい場合があります。そこで今回は、研修にゲームの要素や考え方を取り入れるという、ゲーミフィケーションの活用について取り上げていきたいと思います。

ゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーションは「日常生活の様々な要素をゲームの形で再現する」という意味の単語「ゲーム化(Gamefy)」から派生したもので、ユーザーを楽しませて熱中させる、遊びや競争などゲームの要素や考え方を、ゲーム以外の分野に応用する手法を指します。ゲーミフィケーションで、ゲーム独特の発想や仕組みによりユーザーを引きつけて、行動を活発化させたり、適切な使い方を気づかせたりする事が可能です。

ゲーミフィケーションのメリット

では、具体的にゲーミフィケーションを取り入れる事でどのようなメリットが得られるのか、まとめてご紹介します。

1.自発的な学びを促進する
競争心などを上手く利用することで、強制ではなく自発的なスキルアップへの意欲を掻き立てます。

2.楽しみながら取り組める
ゲーム感覚で、表彰やポイントなど報酬を獲得する目的で、いつの間にか熱中してしまいます。

3.レベルアップ・自己成長を実感できる
ゲームをクリアする達成感によって、自身の可能性や成長を認知する事が出来ます。

4.実践力が身につく
座学の研修などとは違い、ゲームを通じた訓練ができるので、いつの間にか実践力が身についています。

ゲーミフィケーション研修の実例

ゲーミフィケーションの活用では、上述のように、ユーザーに自ら行動を起こさせ、興味をもたせ関わらせ続ける心理的な引き金として、競争・楽しむ・報酬・達成感・認知等の要素を上手く取り入れる事が重要です。

ゲーミフィケーションの活用では、上述のように、ユーザーに自ら行動を起こさせ、興味をもたせ関わらせ続ける心理的な引き金として、競争・楽しむ・報酬・達成感・認知等の要素を上手く取り入れる事が重要です。

それでは、実際にゲーミフィケーションが活用された研修の実例をいくつか見てみましょう。

事例1.
アサヒビール株式会社や株式会社帝国ホテルでは、ゲームを通して営業をシュミレーションする、営業ゲーム研修を採用しています。営業ゲーム研修では、仕事の進め方を体系的に理解することができます。目標売上を達成するだけではなく、営業の過程で案件がどういう状況なのか理解したり、失注の理由はなんだったのか要因を共有・究明しあったりと、対策を打ちながらゲームを進めていきます。これにより、営業のプロセスにどのような意味があるのかを体感しながら理解し、ビジネススキルを向上させる事ができます。

事例2.
海外の事例では、世界的ホテルチェーンのHilton Garden Innが、接客や清掃等の日々のオペレーションを疑似体験できるシミレーションゲームを、全世界の系列ホテルに導入しています。新入社員が接客、清掃、修理、給仕等の日常業務を、ゲームを通じて学習できるよう設計されています。様々な状況における顧客からの依頼、問い合わせへの対応状況に応じて、顧客満足度(CSスコア)が点数で表示される仕様になっています。ホテルマンになりたての世界各国の新人たちが、同僚よりもCSスコアを向上させようと、ゲームの中であれこれ試行錯誤を繰り返し、競い合う過程の中で、自然とホテルマンとしての基本動作が身に付く仕掛けになっています。

事例3.
アダプティブラーニング」で記憶の定着を管理できる?のブログでご紹介した、英語学習アプリ「iKnow!」でもゲーミフィケーションが取り入れられています。例えば、完了アイテムや学習時間の達成数に応じてアチーブメント・バッジという達成マークを獲得することが出来たり、獲得したバッジをSNSでシェアすることが出来るので、友達と競い楽しみながら取り組むことが可能です。それだけでなく、苦手な問題を攻略したいという気持ちを高める効果もあります。

なお「iKnow!」では、アダプティブラーニングの仕組みも採用しているので、自分にとって不得意な問題は頻度が高くなったり、逆に得意な問題は頻度が低く出題されたりと、効率的に学ぶことができます。弊社でも導入のご案内が可能ですので、ぜひお問い合わせください。

事例4.
ソフトバンク株式会社では、管理職クラスから若手・中堅社員の幅広い階層の方々を対象にマネジメント・ゲームを活用しています。マネジメント・ゲームは、経営感覚・コスト感覚を養うための研修です。従来の講義を中心とした企業研修とは違い、経営を疑似体験できるゲームを通して、楽しみながら数字感覚を身に付けられます。研修から得られる主な効果としては、以下が挙げられます。

1.経営が分かる、数字感覚を身に付けられる。
2.数字感覚を身に付けることで、数字に基づいた正確な管理判断ができるようになる。
3.正確な管理判断ができることで、仕事のロスを防ぎ、健全な企業運営ができるようになる。

筆者も、マネジメント・ゲームを実際に体感したことがあります。6人1組のチームになり、ゲーム版を使いながら、2日間にわたり、会社経営を進めていきます。在庫管理・販促費・従業員管理等を適切に行う事が出来なければ、経営状況は破綻します。そして2日目が終了した時点で、経営状態を受講者同士で競い合う事が出来ます。いつの間にか夢中になり、受講者同士の競争や、達成感を感じさせる非常に価値の高い研修です。

弊社でも『DECISION MAKER』という、企業経営に必要な会計、マーケティング、生産、流通、戦略の知識を養成できる社内研修用ビジネスゲームをご用意しております。また、ASP型サービスなので導入が容易です。

このように、ゲーミフィケーションを研修に取り込む事により、研修の効率アップや労働者のモチベーションを引きだす事が可能になるでしょう。

まとめ

ゲーミフィケーションを取り入れた研修では、退屈な研修を楽しく、研修効果を高め得られた知識を長期にわたり保存、参加意欲の促進、キャリアビルディングのための価値ある機会を創出する事が可能です。ユーザーが「ゲーム」を楽しむ際の「心理」を理解し、そこに作用するゲームの設計技法、考え方、メカニズムによって、ユーザーの興味・関心を獲得し、モチベーションやロイヤリティを高め、エンゲージメントを獲得する、ゲーミフィケーションを研修に取り入れる事で、効果の高い研修に取り組んでみてはいかがでしょうか?

参考:

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