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2018.07.09

eラーニングを活用して「ティール(進化型)組織」を目指そう

AUTHOR :   島 憲司

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島 憲司

昨今、圧倒的な成果を上げる「ティール組織」という組織モデルが注目を集めています。ティール組織とは、経営層や上司がマイクロマネジメント(あらゆる業務を管理・監視するマネジメント)をしなくても組織の目的実現が可能になるという、独自の工夫にあふれた組織のこと。eラーニングを活用すれば、ティール組織を目指すことも可能になります。

最新の組織モデル「ティール組織」とは?

まず、「ティール組織」について、世界中の組織を調査したファシリテーターのフレデリック・ラルーの著書『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(2018)から、少し詳しくご説明しましょう。

ティール組織では既存の組織と違って、社長や管理職からの指示や命令をする系統を作りません。組織がより良い方向へ進むために、メンバー全員が互いを信頼して、独自のルールや仕組みを試行錯誤しながら、組織を運営していくスタイルです。

代表的な企業事例には、ザッポス社やパタゴニア社などがあります。組織がどこに向かっているかを話し合う場などを設けて、メンバーが共鳴し合いながら、目的に向かって進んでいきます。

ちなみに、ティールとは「青緑」という意味で、ケン・ウィルバーのインテグラル理論に基づいています。この理論では意識は「赤 → 琥珀 → 橙 → 緑 → 青緑」の順で複雑化し発展していくと考えられています。

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ティール組織に必要な「セルフマネジメント」

メンバーの自主性に任せるティール組織を目指すには、組織自体が「セルフマネジメント」できなければいけません。そのためには、以下のようなことが必要です。

  1. 情報の透明化(上司や特定の部署が情報を留めずに、メンバー全員で共有する)
  2. 意思決定プロセスの権限移譲(上司が決済するのではなく、チームで意思決定できるようにする)
  3. 人事プロセスの明確化(人材の配置や担当業務について、メンバーで話し合って決める)

これらがなされていると、仕事の成果やプロセスがリアルタイムで見えます。結果として、メンバーやチームは、自らの成果やプロセス、行動を自覚し、進化させる機会を持つために動くようになるのです。

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eラーニングでメンバー個々の能力を高めよう

「組織自体がセルフマネジメントを行うなんて難しい」「そもそも個々のメンバーにそこまで任せられない」と思われるかもしれません。たしかに、意思決定のプロセスや人事プロセスまでチームやメンバー全体で行うようになるためには、個々のメンバーの能力が高く、互いに信頼できる関係であることが求められます。

企業は、そのための新たな知識やスキルの取得、または個人的な不安や人間関係についての問題解決などを支援していきましょう。eラーニングは、そのための強力なツールのひとつです。個々がいろいろな仕事に挑戦できるように新たな知識やスキルを学ばせたり、相互の人間関係を良好にしたり、意見や感情の相違を解決したりするトレーニングを行うことができます。

eラーニングについては、参考までに以下もご覧ください。

Cloud Campus(企業向け)|サイバーユニバーシティ

eラーニングでセルフマネジメントできる組織を目指そう

国内外でもティール組織はまだまだ少ないですが、eラーニングを活用すれば、実現も不可能ではありません。これからの企業経営を考えるうえでは、eラーニングで個々の能力を高めて、セルフマネジメントができるティール組織を目指すことを視野に入れてはいかがでしょうか。

参考:

  • 書籍『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(フレデリック・ラルー著、英知出版) (2018/6/11確認)
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