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2017.12.04

インストラクショナルデザインを取り入れたeラーニングの導入プロセス

AUTHOR :   関口 郁麻

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関口 郁麻

米国では、企業研修を体系的に分析して内容をカスタマイズする「インストラクショナルデザイン(Instructional Design)」が普及しています。eラーニングの導入にその方法論を取り入れると、どのようなメリットが得られるのでしょうか。

インストラクショナルデザインとは?

インストラクショナルデザインとは、「それぞれの環境において、最も効果的かつ効率的な教育を設計・開発するための方法論」を意味します。米国では1980年代から企業研修分野に導入され始め、大企業では、専属のインストラクショナル・デザイナーを抱えているほどです。

研修事業を戦略人事の重要な柱ととらえ、理論立てた設計・開発を通して将来の業績や成果に無駄なくコミットさせることを目的としており、そのプロセスはeラーニングの導入にも応用できます。

eラーニングの導入についてさらに知りたい方は、「eラーニングの導入を成功に導くポイントは「目標」にある」「eラーニングの導入で失敗しないためにチェックしたい3つのポイント」も併せてお読みください。

インストラクショナルデザインの5つの基本モデルでeラーニングを企画してみる

インストラクショナルデザインには、「ADDIE」 と呼ばれる5つの基本モデルがあります。そのプロセスに、eラーニング導入の流れを当てはめてみましょう。

  1. 分析(Analysis):ニーズの調査/問題等の分析
    社内の人材教育でどのようなニーズや問題があるのか調査、分析します。
  2. 設計(Design):目標/手段/内容の設定
    eラーニングの導入後に期待する社内の状況や、導入の目的を明確にします。また、eラーニングが目的を達成するための手段として最適かどうかの十分な検討も必要です。検討後は学習テーマを設定し、LMS(学習管理システム)の選定や導入までのスケジュール、予算などを決定します。
  3. 開発(Develop):教材開発/管理運営プランの作成
    教材を購入、もしくは内製し、具体的なコンテンツを決定します。さらに、学習の進め方やサポート体制、効果測定の方法など管理運営プランを作成します。
  4. 実施(Implement):開発教材の実施/データ収集
    開発した研修を実施し、学習管理機能から得られるデータとともに、実施中に起きたトラブルや問題点の情報を収集します。
  5. 評価(Evaluate):実施後の評価
    学習者とその上司、経営トップにアンケートやインタビューを行い、フィードバックを受けます。そして、研修の実施中に集めたデータをもとに効果を測定します。

このようなプロセスを経ることで、eラーニングを体系立てた人事戦略の一環として導入できるようになるほか、途中で目的があいまいになったり、需要に合わない教材を選んでしまったりといった失敗を防ぐこともできます。また、eラーニングの導入について社内の承認を得る際に、理論立てた説明が可能になります。

より効果的で戦略的な研修を提供

eラーニングの導入を成功させるには、周到な準備が欠かせません。インストラクショナルデザインに基づいたニーズ分析~研修効果の測定を行うことで、より効果的で戦略的な研修を提供できるのです。

eラーニングについての詳細は、「世界で市場を拡大中!企業向けeラーニング」「可能性は無限大!eラーニングを導入してみよう」でもご覧いただけます。

eラーニングの運営からコンテンツの内製まで、企業内eラーニングに必要な機能がそろった「Cloud Campus(企業向け)」については、こちらをご覧ください。

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参考:

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