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2015.08.28

社員研修の方法とそれぞれのメリット・デメリット

AUTHOR :   川嶋 美紀子

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川嶋美紀子
社員研修

社員採用を終えたものの、「人材」の確保が難しく、生産性が上がらないと嘆く企業の声は多く聞かれます。ビジネスの発展のためには、採用後も人材育成に向け、さまざまなプログラムを試行錯誤していく必要があります。ここでは、社員研修の種類や形式を紹介し、それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。

OJTとoff-JTふさわしいのはどちら?

OJT(職場内研修)の目的は、先輩指導者がつきそい、現場を通して部下に実務能力を習得させ、独り立ちできる人材へと育成することにあります。off-JT(職場外研修)では、日常業務では得られない知識やスキル、最新技術を習得することを目的とし、職場を離れて行う研修を指します。

OJTのメリット/デメリット

多くの企業で広く行われているのは、OJTです。効率的に現場レベルの即戦力を育てるには、最も適した施策といえます。しかし、社内のサポート体制に不備があったり、忙しさから部下の自発学習に任せっきりの状況に陥ったりすると、せっかくのOJTの意義が失われてしまいます。

メリット

  • 業務に直結した指導ができ、効率的
  • 実施コストが低くすむ
  • 個人指導のため、部下の能力に応じて行える
  • 日常業務が指導の場となり、継続した育成ができる
  • 教える側も指導者としての実力が鍛えられる

デメリット

  • 体系的、理論的内容の取得には不向き
  • 企業のサポート体制、指導者の質により結果が左右される

off-JTのメリット/デメリット

これまでのoff-JTは、新人、中堅層、管理層と階層別に用意されるものでしたが、経営環境が目まぐるしく変わる現在では、臨機応変な能力開発、スキルアップの場の提供が必須となっています。そのため、個人のキャリアプランに照らし合わせたさまざまな研修(課題別研修、職種別研修、ビジネス・ナレッジ研修、自己選択型研修、選抜型研修など)を準備する動きが見られます。

メリット

  • 日常業務では得られないスキル、能力、技術が身につけられる
  • 職場外での環境で新たな視点が得られる
  • 業務外の人との接触で、人脈、ネットワークの拡大が期待できる

デメリット

  • 時間と費用がかかる
  • 実践にはつながりにくい

座学・ワークショップ・eラーニング

研修の形式には、受講者が講義を聞くスタイルをとる「座学」、講師の誘導のもと、受講者が対話、体験を共有する「ワークショップ」といった対話型研修と、従業員がPCや携帯電話を通して受講する非対話型の「eラーニング」があります。

座学

講義スタイルを取るため、学べる情報量が多く、コストや運営面でのメリットがあります。ただ、受動的な学習法のため、受講者により理解度、習得度に差が出てくることは避けられません。

ワークショップ

講師がファシリテーター(促進役)として、受講者と共同作業をする形式です。お互いの対話で成り立つ内容のため、受講者全員の能動的で自主的な参加が求められます。従業員間のコミュニケーションを深め、自分で考える自律型人材を育てられるというメリットがあり、昨今では導入が増えている研修形式です。ただし、習得内容がピンポイント的であること、運営や進行がコントロールしにくいというマイナス面もあります。

 

eラーニング

場所や時間を選ばず、自分のペースで進められるeラーニングは、IT世代である若い社員にもなじみやすいこともあり、注目を集めています。受講準備のためのコストが削減できたり、社内のニーズに合わせた独自の内容が作成できたりするメリットがあります。その反面、通信環境をどれだけ積極的に整えられるか、自主学習をどれだけコントロールできるかが、これからの課題といえます。

 

ニーズを考えて使い分けを

以上のように、社員研修にはさまざまなニーズに応える種類があります。さらに、昨今では、企業主導の育成のほかに、個人の自主的なキャリアや能力開発として「自己啓発」も人気を集めています。多くの企業では、自己啓発支援制度を作り、金銭的援助や福利厚生での優遇、資格取得支援などを行っているとか。教育効果を考えて、使い分けを検討していきましょう。

 

参考サイト:

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