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2017.04.10

TOEIC® S&Wにみるグローバル時代の英語力

AUTHOR :   川嶋 美紀子

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川嶋美紀子

ビジネスのグローバル化が進むとともに、自分から発信し、伝えることができる英語コミュニケーション能力の重要性が増しています。そのため、英語を「聞く」「読む」能力を測定するTOEIC®L&R(Listening & Reading)に加え、「話す」「書く」という能動的な英語力を測るTOEIC® S&W(Speaking & Writing)への注目が高まっています。

英語での発信力を測るTOEIC® S&W

一般的に、社会人や学生が英語力測定に受験しているTOEIC®L&Rは、英語を「聞く」「読む」力に重点が置かれています。TOEIC® Programを実施・運営している国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)によると、TOEIC®L&Rスコアを「昇進・昇格の要件としている」「将来、要件にしたいと考えている」企業の比率は約4割にのぼり、海外出張・駐在の基準や新入社員の能力測定にも活用されています。(2016年5月よりTOEIC®L&Rは新形式を採用しています。詳しくは、「TOEIC®が新形式採用 ここが変わった!」をご覧ください。)

それに対し、2007年にスタートしたTOEIC® S&Wでは、「Speaking(話す)」「Writing(書く)」というアウトプットする能動的な英語能力を測ります。文法や発音が正確でなくても、コミュニケーションが滞らない範囲であれば減点対象とはならず、論理的に話を組み立てて伝えたいことを明確に伝える力が問われるのです。

実際のところ、TOEIC®のリスニングとライティングで高得点を獲得しているものの、ビジネスの現場において英語で発信する自信がないというケースは多いのではないでしょうか。TOEIC® S&Wにより、「聞く」「読む」が中心だった従来のTOEIC®学習で身につけた英語力を補完する形で、自分がどれだけ英語でアウトプットできるのかを知ることができます。つまり、より実践的な英語力のチェックができると同時に、過去の英語学習の成果を違う側面から再確認できることから、モチベーションの維持にも役立ちます。

グローバル人材には英語で「伝える力」が必須

海外取引や海外拠点の設置例、外国のパートナーとのビジネスが年々増加するなか、英語によるコミュニケーションの必要性がますます高まっています。また、海外駐在や出張に限らず、国内オフィスでも上司や同僚が外国人だというケースも増えています。なお、日本企業の英語研修への取組みについては、「8割の社会人がTOEIC®未受験!企業の英語力を向上させるには?」をご覧ください。

多くの方が、グローバルビジネスで活躍するためにはネイティブと同等の英語を話す必要があると思われているかもしれません。しかし、実際にビジネスで使われている英語は3000語程度で、日本人であれば高卒、または大学受験の段階で習得しているレベルです。また、日本企業の多くが活躍するアジアでは、相手も非ネイティブです。英語を母国語とするアメリカでも非ネイティブ率は16.1%(2012年米国統計局)で、年々増加傾向にあるといわれています。

つまり、発音や文法、語彙力といった問題ではなく、いかに自分の言いたいことを表現できるか、考えを伝えられるかがグローバル人材に求められる英語力なのです。

「伝わる英語」を話すための3つのポイント

文法やボキャブラリーが頭に入っているのに、英語で伝える自信がないという方は、英語を話すときに自分の英語力を信じて次の3つのポイントを心がけてみましょう。

  1. シンプルに伝える
  2. 直接的な表現を使う
  3. 要点を絞る

日本語で考えた言葉をそのまま英語で話そうとすると、言葉に詰まってしまうことがあります。伝えたいことの要点を絞りながら、簡単な文章で話してみましょう。また、一度にすべてを説明しようとするのは、おすすめできません。まず結論を述べ、あとは質問に答えながら経緯や背景を説明したほうが、より相手に伝わりやすいでしょう。

英語研修への投資対効果の再検証を

最近では、TOEIC®スコアを人事制度に活用する企業が増えています(「TOEIC(R)企業活用事例と攻略法」より)。社員が実践的な英語力を身につけられるように、社内の英語研修を総合的に検証し、投資の見直しをしてはいかがでしょうか。

なお、eラーニングを活用したTOEIC®対策には「模試トレ」があります。ソフトバンク株式会社で行った模試トレの導入事例は、こちらでご覧になれます。

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参考:

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