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2016.05.26

その敬語は正しい?ビジネスでの言葉遣い

AUTHOR :   川嶋 美紀子

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川嶋美紀子

社会人になると敬語を使う機会が増えますが、気づかぬうちに間違った使い方をしていませんか? 相手に失礼のないように、ビジネスでの正しい敬語を確認しましょう。

言葉遣いは信用と評価にも関わる

間違った言葉遣いをすることや、その場にふさわしくない敬語で話すことは、社会人としての信用や評価に関わってきます。あなた自身だけでなく、会社全体の印象にも悪影響を与えることにもなるため、細心の注意が必要です。敬語は相手を敬う言葉であり、人間関係の基本となるビジネスマナーでもあります。

ビジネス特有の言葉遣いのルール

ビジネスには、普段の敬語使いとは異なる特有のルールがあります。例えば、社外とのやりとりでは、たとえ上司であっても自社の人間に敬称は使いません。「その件は、上司の○○がご説明します」「部長の○○からご連絡差し上げます」と呼び捨てにします。お客様や社外の人に対しては、ご本人がその場に居合わせていない場合でも「A社の○○様からお電話がありました」のように、敬称は「様」を使いましょう。また、自分の肉親については、敬称不要です。

3種類の敬語をおさらいしよう

敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」に分けられます。これら3種類の違いを見てみましょう。

相手を上に置く「尊敬語」

相手を上に置き敬意を表す言葉です。目上の人に対し、相手や相手の動作、状態を言い表す際に使います。

  • 尊敬の意味を表す「お・ご・御・貴」などの接頭語を名詞につける。
    例:「お返事」「ご家族」「御社」「貴社」
  • 言葉自体が敬語になっている
    例:言う→「おっしゃる」・食べる→「召し上がる」・する→「なさる」
  • 「……れる・……られる」「ご(お)……になる」
    例:「来られる」「お越しになる」「帰られる」「お帰りになる」「見られる」「ご覧になる」

自分を下げる「謙譲語」

自分がへり下ることで相手を立てる言葉で、自分の動作や状態を言い表す際に使います。

  • 謙譲の意味を表す「弊・拝・愚・ども」などの接頭語や接尾語をつける
    例:「弊社」「拝具」「愚問」「私ども」
  • それ自体が謙譲の意味を表す言葉
    例:会う→「お目にかかる」・行く→「参る・お伺いする」・見る→「拝見する」
  • 「お……する」「ご……いただく」
    例:「お待ちする」「ご招待いただく」

相手を問わず丁寧に述べる「丁寧語」

相手や内容を問わず、丁寧に表現する言葉です。

  • 「です」「ます」「ございます」を語尾につける
    例:「上司に伝えます」「サンプルがございます」
  • 名詞に「ご・お」をつける
    例:「お仕事」「おたばこ」

周りに差をつける言葉遣いのポイント

特に間違えやすいのが、尊敬語と謙譲語の使い方です。両者の違いは、その言葉が「相手の動作」なのか「自分の動作」なのかという点にあります。以下に間違えやすい例をピックアップしたので、正しい敬語をマスターして周囲に差をつけましょう。

尊敬語を使うべきところで謙譲語を使ってしまった例

×:その件につきましては、担当者に伺ってください。
〇:その件につきましては、担当者におたずねください(お聞きください)。

×:どうぞいただいてください。
〇:どうぞお召し上がりください。

よく間違える敬語の使い方の例

×:そのご要望にはお応えすることができません。
〇:そのご要望にはお応えいたしかねます。
(「できない」の謙譲語は「いたしかねます」。)

×:資料を送付いたします。
〇:資料をご送付いたします。(または、「お送りいたします」「お送り申し上げます」)
(謙譲語として「ご」を送付の前につける。)

×:伝言されますか。
〇:よろしければ(差し支えなければ)、ご伝言を承ります。

×:了解しました。佐藤さんに伝えておきます。
〇:かしこまりました(または、「承知いたしました」)。佐藤に必ず申し伝えます。
(「了解しました」「わかりました」の正しい敬語は「かしこまりました」

こうした敬語の使い方は、ビジネスメールや手紙の書き方でも応用できますので、以下の記事も併せてご覧ください。

正しい敬語を日ごろから意識して使おう

敬語は使う場面や相手により変わってくるため、普段から使い慣れておく必要があります。とっさのときでも正しい言葉遣いができるように、身につけていきましょう。

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参考:

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