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2016.02.10

語学ができる人の脳と考え方

AUTHOR :   倉島 千雪

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倉島 千雪

英語が苦手な人は、得意な人を見て『あの人は頭の作りが違う。だから私には英語は無理』『私だって海外に留学していたら話せているはず』などと思いがちです。某映画のように、英語の能力をインストールできたら……と思っている人もいらっしゃるのではないでしょうか。とはいっても、日本に居ながら他国の言語を話せるようになった人が大勢いることも事実。彼らはどうやって言語を習得したのでしょう。そのヒントが「脳」にあるらしいということで、今回は「語学ができる人の脳と考え方」について考えてみました。

語学が話せる人の脳って?

「英語脳」という言葉を聞いたことがありますか? 英語脳とは、「英語を日本語に変換することなくそのまま理解する能力」で、平たく言えば「英語を英語で考える力」ということだそうです。

脳ミソの中で言語をつかさどっているのは「言語中枢」と呼ばれる箇所です。そこには「日本語言語野」と「英語言語野」といわれる部分があり、英語が得意な人は、英語言語野だけを使って考えて理解し、話し、聞いたりしています。「英語を英語で考える力」は、この英語言語野の働きによるもので、英語が得意な人ほど英語言語野が高性能になっています。

ここでは英語を例にしていますが、他言語が得意な人は、それぞれの言語の「言語野」をうまく使いこなしているというわけですね。

話せない人の脳はどうなっている?

反対に、他言語が苦手な人は「日本語言語野」しか使っていません。

話せない人は、例えば英語で質問をされると、いったん日本語に翻訳して意味を理解し、日本語で答えを考え、それを英語に翻訳して話します。その過程で日本語の介在をかなり受けているので、日本語言語野を使って英語を話していることになります。

さらに、英語 → 日本語 → 英語へと翻訳が続くわけですから、知らないうちに脳に負担もかけているのです。

これは他の言語の場合でも同じです。こう考えると、語学ができる人とできない人では、「やっぱり頭の作りは違う…」と思いますよね。ですが、この他言語の言語野は作ることができるそうなのです。

どうしたら話せるようになる?

他言語を話せるようになるには、その言語の脳を作るのがいいということは分かりましたが、どうすれば作れるのでしょうか。

答えは簡単で、「脳を他言語の音に慣れさせる」こと。一番良いのは、長期間海外留学などでその言語しかない環境で生活をすることですが、それができたら苦労はしませんよね。CMなどでも「聞くだけで英語が話せるようになる」と謳った教材を見かけますが、高価でなかなか手を出しにくいものばかりです。

しかしいくつかのサイトで、脳を他言語に慣れさせる効果的があるとして、次の方法が紹介されていました。

・習得したい言語を音読する
・フレーズを覚えて習慣化する
・他言語に浸る

習得したい言語を音読する

多くのサイトに書かれていたのが「言語を音読する」ことでした。英語を自分で発音することで言語中枢が刺激され、脳がその言語の音に慣れることで、「英語脳」に近づくそうです。ただし、間違った発音だと効果はないそうです。

フレーズを覚えて習慣化する

次いで、「フレーズを覚えて習慣化する」。普段の生活の中で、「Hello」「Good Morning」など簡単な英語のフレーズを発声することも効果的なトレーニングだそうです。音読にもなりますし、繰り返すことで自然とフレーズが出てくるようになり、英語脳に近づくことが期待できます。

他言語に浸る

英語なら英語の小説、コミック、新聞でも何でもいいのでとにかく浸る。音読してもいいし、普通に読書してもよいそうです。量が多ければ多いほどいいそうで、一説では、300ページくらいの洋書を200冊ほどのインプットが必要だそうです。

あとは実際に使うのみです。話し相手がいないときには、一人でつぶやくだけでも効果があるといいます。体と同じように脳も鍛えて、少しずつでも「語学ができる人の脳」に近づいていきましょう。

<参考サイト>

 

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